30
「…チッ、次はガマンを覚えろよ早漏ビッチ」
「う、るさいですー」
振動が弱くなる。
止めてくれなかったのは最悪だけど、さっきよりはいい。少しだけ歩くスピードを速めて、早く鷹の部屋へいくことにした。
もう止まんない。
入れて、奥までぐちゅぐちゅしてくんなきゃ、満足出来ないよ。
◆
――ドンッ
「っうあ!?…ったぁ…いきなり何す、んっ、ンー!んん、ふ…っ」
「…はっ」
部屋…寝室についた途端、ベッドに押し倒されて噛みつくようなキスをされる。
舌と舌を絡め合って、くちくち音をいわして舌先から流れてくる快感に身を任せる。後ろの振動も伴って、ほんとに気持ちいい。
…と思ってたら。
――グイ、
「んわっ!え、何、待って縛る、の?」
「その方が興奮すんだろ」
「ん、しなくはない、けど…ふぁっ」
ベルトを引き抜かれて、後ろ手に縛られる。そしてそのまままた仰向けにされ、服を脱がしてきた。
ズボンと下着はスポーンと。
上は、拘束された腕のところまでグシャッと。ネクタイは…、
「…っ、や、やだやだやめてソレやだ!…ん、あぁッ、鷹ぁっ」
「クク、もーぐちょぐちょじゃねぇか、あ?」
「ん、ぁ、らって、ブルブル気持ち、から…っ、は、おねが、一回イかせ、てぇっ」
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