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あ、発見。
窓際の一番後ろっていういい席に鷹はいたの。呼ばれるままに近づくと、Eクラの人たちが道を開けてくれる。

鷹のお客さんだからかな?



「は、逃げずにきたか」


「逃げる意味がないし…あ、でも、思ったよりもHR長引いちゃって。後ろ解してないんだよなぁ…」


「ああ゙?」


「だって前みたいにムリヤリヤられたらやだもん。だったら自分で解してこうかなーって」



ま、出来なかったんだけど。
だから優しくしてね?とお願いしてみたら、鷹はニヤリと笑って、いつの間にか外へ出ていたクラスメートの1人を呼び寄せた。

指示をして、次の瞬間、俺を自分の机に押し倒してくる。



「い、た…もう少し優しくして下さーい」


「俺は泣き叫ぶ方が好みなんだよ」


「ドS」


「上等」


『あ、あの相馬さん、これっ』



何々、…って見えないんだけど。こんだけ人がいるところで媚薬とかはなぁ…と余計なことを考えてたら、俺を見下ろしてクツリと笑った鷹が、口に何かを突っ込んできた。

うぇ、とエヅくと、凄いいい顔するんだよ?



「あにふんの…」


「舐めろ。イテェ思いしたくなきゃしっかり舌使って舐めろ」


「んー?…ん、ふっ」


――ちゅく、コロッ


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あきゅろす。
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