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「待って待ってま、…ぁあ゙ああ゙っ!」
「ゆ、柚鶴…!」
「…こなかったら次は、引きちぎってやろうか、あ゙?」
「わか、たから…ケホッ、も…俺痛いの好きじゃないんですけど…」
「知るか。テメェの今の声が聞けんなら何でもしてやるぜ、俺は」
幸い血は出てないみたいだけど。普通人の喉に噛みつく!?
チョー痛いし、鷹なら本気でしてきそうだし…。まぁ、エッチはしたいから大人しく頷いておくけど。
こうなったら自分で解してからいこうかな。
「柚鶴、ケータイ貸せ」
「え、あ、はい。俺やりますけど?」
「敬語うぜぇ。セックスんときのオネダリだけにしろ」
「あ、鷹ご主人様って呼ばれんの好きでしょ」
「嫌いじゃねぇけど、どっちかっつーと泣いて懇願される方がいいな。泣き叫びながらとかなァ」
うぁー鬼畜、ドS。
鷹はニタリとあくどい笑みを浮かべてケータイを俺に放り投げ、教室から出て行った。
その途端、みんなしてホッとして息を吐く。あーそっか、一応あの人、この学園で一番恐れられてる人だもんね。
みんなに悪いことしちゃったかも。
「お、おま、柚鶴いつの間にあの人と知り合ったんだよ…!」
「ん、ちょーっとね」
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