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い、たぁぁぁい!!
痛い痛い痛いっ、ちょ、膝で潰すとかありえないしー!
思わず目を見開いて引き剥がそうと抵抗してみたけど、両手は頭上に一括りにされてしまう。
ぐりぐり、ぐりぐり、チョーいい笑顔でちんこ潰してくるとか…ヤバい、S?
ドSなの?
――…ふわっ
「んっ、…ん゙ーッ、んふ、ぅ…んっ、ん゙んっ」
「…っは、テメェ…」
「はっ、はぁ゙、そ、ませんぱ…っ、膝やだぁ!あ゙ぁあ゙、潰れちゃ、…んぁっ」
「ソレがヤダっつってるやつの顔かよ」
呆れた目で見てくる先輩。
…だって、先輩から凄くいい匂いしたんだもん。
全身のオーラと同じ、雄の匂い。嗅いだら発情しちゃいそうな、雄フェロモンたっぷりの匂い。
「ク、淫乱の上にドMってか」
「違っ、匂い…がっ」
「…あ゙?」
「ん、ぁ、相馬先輩の匂い、好きぃ…っ、はぁ゙あ゙ああ゙!?」
「俺もテメェのその泣き叫ぶ声、好みだぜ、柚鶴」
そういって、ちんこの上にある膝に体重をかけながらも俺の首に言葉通り噛みついてきた先輩。
どっちも痛くて、叫び声しか出ない。涙も溢れてきた。
俺、気持ちいいのが好きなのに…ぃ。
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