24 「…それは残念。代わりに俺が犯してあげよーか?」 「い・やー!ぼくタチだもーん」 あ、やっぱり。 そんな目ぇしてたんだよねー残念。ネコちゃんならたぁっぷり可愛がってあげたのに。 俺、自分よりも小さい子に掘られる趣味ないの。いったでしょ、タイプにはうるさいって。 それに、りょーちゃんからする匂いも、好みじゃないし。 「…あっ、ご飯きたー。先輩たちは?」 「あーせやった。ここで食うても…って、お友達がマズそうやね」 「呆けてますね。ま、また今度ご一緒に?」 「デザートはユヅ、やな」 「先輩のエッチィ」 嫌いじゃないけどね。 先輩たちは陽気に手を振ってどっかいっちゃったけど…さーてと、どうしよっかな。 学園中に注目されるのはいいんだけどね、目の前で口ポカーンと開けてる弘樹をどうにかしないと。 「弘樹ー?」 「……」 「おーい。…起きないとちゅーしちゃうよん」 「っは!…なっ、ゆ、柚鶴、今の会話…」 「聞いた通り、かな。俺ね、いわゆる快楽主義者なの。エッチ大好きなの。もー椿先輩とは会ってすぐシちゃった、みたいな?」 あ、ここまでいう必要なかったかな。まぁいっか、いずれバレるか、噂でも広がって肯定するかだろうし? [*前へ][次へ#] [戻る] |