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ベリ!と引き剥がされる。
むー…キスしようとしただけなのに、酷くない?俺のこと好きなら喜んで受け入れてよ、もう。

さっきからうずうずして止まらないんだから。だってやっと、両思いになれたわけだし…ね?



「ここをどこだと思っている。それにもうすぐ休み時間が終わる。早く教室に戻らないと遅刻するぞ」


「えー堅いこといわないで下さいよぉ。ちゅ、ってするだけ、ね?エッチは夜まで我慢しますから」


「え、エ…ッ!?/// いや、まだ今付き合い始めたばかりでそれは少し早いんじゃないか?もう少し時を重ねてだな、」


「シたくなったら先輩、相手してくれるんですよね?もう俺、今すぐにでもシたいくらい興奮してます」



ツツツ…と先輩がだーい好きな指を首から胸元へ這わせる。
ゴクリ、って喉を鳴らした先輩に、押せばイケるかも?と思って色仕掛けをしてみた。

…けど、ああもう、堅すぎ!
俺滋先輩とでエッチ満足出来るのかな…。



「も、戻るぞ、…柚鶴」


「っ!…なにそれ、も、滋先輩大好きっ、愛してるっ」


――チュッ


「なっ!…まっ、こら廊下は走るな!」


「ふふー。じゃー走り出さないよう手、繋いでて下さい」


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あきゅろす。
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