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ピク、とまるで本物のちんこのように指が反応し、チラリと盗み見た顔は驚くほど真っ赤だったの。

いい。その顔、エロい。



「俺も始めはそうしてたんですけどね…アナルの気持ちよさを知ってからは、足りなくなっちゃって」


「や、めろ、浅瀬、…っ、浅瀬…っ」


「こうしてると、アナルがヒクヒク疼くんです。それで仕方なく指を入れて自分で慰めてると、もっと太いのがほしくなる」


「も、もういい、そこまで話す必要は…っ」



ほんとに嫌なら、手を振り払えばいいのに。先輩はそうしなかったの。
真っ赤な顔をしながら俺の指を、火傷しそうなほど見つめてくるの。

乾いた唇をペロリと舐めあげ、ちょっと指の先端に爪をたててみたり、人差し指だけじゃなく他の指にも触れてみたりする。

は…、と熱い吐息を漏らす滋先輩に、俺の体も熱くなってきた。



「オモチャを入れると、今度は…温もりのあるものがほしくなるんです。熱くて、硬くて、ドクドクいって俺を狂わせてくれるもの。ナカに、全部出してくれるモノが」


「な、なら自慰もしなければいいだろう。全てを我慢すれば、治るかもしれないじゃないか」


「ムリなんですよねぇ…体が求めちゃうんです。エッチしたい、エッチしたい…って。…あは、浅ましい体ですよね、ほんと」


「っく…、」


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