30 ピク、とまるで本物のちんこのように指が反応し、チラリと盗み見た顔は驚くほど真っ赤だったの。 いい。その顔、エロい。 「俺も始めはそうしてたんですけどね…アナルの気持ちよさを知ってからは、足りなくなっちゃって」 「や、めろ、浅瀬、…っ、浅瀬…っ」 「こうしてると、アナルがヒクヒク疼くんです。それで仕方なく指を入れて自分で慰めてると、もっと太いのがほしくなる」 「も、もういい、そこまで話す必要は…っ」 ほんとに嫌なら、手を振り払えばいいのに。先輩はそうしなかったの。 真っ赤な顔をしながら俺の指を、火傷しそうなほど見つめてくるの。 乾いた唇をペロリと舐めあげ、ちょっと指の先端に爪をたててみたり、人差し指だけじゃなく他の指にも触れてみたりする。 は…、と熱い吐息を漏らす滋先輩に、俺の体も熱くなってきた。 「オモチャを入れると、今度は…温もりのあるものがほしくなるんです。熱くて、硬くて、ドクドクいって俺を狂わせてくれるもの。ナカに、全部出してくれるモノが」 「な、なら自慰もしなければいいだろう。全てを我慢すれば、治るかもしれないじゃないか」 「ムリなんですよねぇ…体が求めちゃうんです。エッチしたい、エッチしたい…って。…あは、浅ましい体ですよね、ほんと」 「っく…、」 [*前へ][次へ#] [戻る] |