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「春蘭は元々上手だったけど、雷鳴も流暢に喋るようになってっし」


「そうだな、それだけたくさん話をしたということだろう」


「あ…俺、うまくなってる?」



そういえば前はもう少しつっかえてたかもしんない。
おー上達した、なんか嬉しいぞ。



「それになんつーか…前と比べて雰囲気も変わったな。特に雷鳴」


「…?」


「あ、それ私も思ったー」


「え、どんな風に…」


「それより今日の夕飯なに食うよ!2人の食いたいもん食おーぜっ」


「私お寿司ーっ」



…簡単に流された…。
まぁ、その、悪い意味じゃないと思うし、そんな気にすることでもないんだろうけど。


結局その話はもうすることはなくて、夕飯は春蘭の希望でお寿司の出前をとることに。

ほんとに4人で会うのは久しぶりで、この日、夜遅くまで俺たちは語り尽くしたんだ。







「ねー雷鳴?」


「ん?」


「今日、私がいってもいい?」


「…ぁあ、colorsか。いいよ。あ、その、バレたこと…」


「ふふ、それも含めて先いきたいの。ありがとね、雷鳴」



ちゅ、と頬にキスされて、俺も同じように返す。
なんかこういうのも久しぶりだ。


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