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はぁ、と呆れる龍樹に、苦笑を浮かべる史也と三蔵。
今はお昼の時間なんだけど、横で食べてる龍樹の、サイコロステーキが美味しそうで…。

食べたいな、と思ってたのが全面に出てたみたいだ。
恥ずかしい。



「や、はは…また頼む、から」


「いいぜ、1つだけなら」


「ほんとか?わーい、ありが『『キャーッ!!』』…っ、ビックリした…」


「…チッ、あいつらきちまったみてぇだな」



三蔵たちがイライラしてる、ってことはジュエルの3人がきたってことだ。
関さんは滅多に食堂にこないらしいから、ここまで騒がれるのはその3人しかいないんだけど。

そんなこと思ってるうちに雫たちはまっすぐ俺たちのとこまできて、ニッコリ笑いかけてきた。



「よぉ雷鳴。一緒に食ってもいいか?」


「えーっと…」


「「ダメ(だ)」」


「…だそうです」


「ええやない。私らは雷鳴くんと食べたいんやから、そこの2人の意見なん関係ないやろ?」


「はっ、そうだな」



ニコニコーッと笑って旭人がそういうと、雫はそれに鼻で笑って移動した。
しかも4人掛けだったのに、春馬さんが近くにいた子を使ってテーブルを移動させてるし…いつの間に。



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