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『うそ、3人ご一緒だよ!』

『あぁんかっこいーっ』

『抱いて下さいぃっ』

『桂木様お綺麗ですぅ』



「…アイドル登場?」


「あ゙ー…生徒会だ。桂木つったから、ジュエルの3人組」


「ジュエル…」


「うぜぇマジ死ねばいいのにメシがマズくなる」


「さ、三蔵…?」



怖っ。
まぁライバルなんだから仕方ないんだろうけど、その悲鳴で分かったらしい2人は無表情で文句を言い出した。

うん、怖いね。
普通にキレた方がマシだ。


にしても、ジュエルか。
俺もあんまり会いたくないな…って今更だけど思っていたら、なんだか騒ぎがこっちに近づいてきてる…気が。



「なんでこっちくるかな僕らにケンカ売ってんのかあいつら」


「フミー…ヤっちゃってい?」


「ここ学園だから少しガマンだよ、穂波」



気のせいじゃないみたいだ。
無表情が黒い笑顔に変わって2人してニコニコニコニコ…思わず龍樹にヘルプの視線を送ってしまった。

無理だ、って振り返されたけど。


でも、なんていうか、そんなときになって俺たちの注文したものが運ばれてきたんだ。

早いな、さすが。
なんて思っていれば、逆に普通にしてた動きが目立ったのか、あの人が声をかけてきた。


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あきゅろす。
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