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で、授業が終わるころに職員室にいくことにしたんだ。



「また、機会があれば次は全部食べさせてなぁ」


「…?じゃ、さよなら」


「…噂の雷鳴チャン♪」



…最後にルビーが何かいったけど、聞こえなかったからそのまま屋上をあとにした。
階段おりて、職員室いって中に入ってみる。

けど先生いなくて、出直そうと思ったら他の先生が待ってていいよっていってくれて。
しばらくして和田先生が戻ってきたときには、なんでか俺の手元にはお茶があって、先生は驚いた目で見てた。



「…なんだそりゃ…」


「分かんないです。くれました」


「はぁ…で、授業サボって何してんだ」


「あ、俺、ジャージ下さいっ」


「…ああ。つかもっと早くこいよな」



おせぇ、って怒られた。
知らなかったんだからしょうがないじゃないか…。
そうちょっとだけ拗ねてみたら、また先生はため息ついて俺の髪をグシャッてした。

チラッと見上げると、少し先生が唸る。



「今回は仕方ねぇけど、分かんねぇことは穂波たちにしっかり聞いとけ」


「はーい」


「…それから、餌付けされんな。ったく…」


「…?はーい」


(分かってねぇし…)



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あきゅろす。
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