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見られた。
しかもムリヤリだ。
人にコンタクトとってもらうのメチャ怖い。ありえない。指ぶっささるかと思った。

うぁー驚いてるよなぁ…驚いててもイケメンはイケメンだなぁ。



『にゃあ』


「あ、マリン…どうしたんだ?」


『に、にゃっ』


「わわっ、くすぐった…!ふは、もーどうしたんだよーっ」



しゃがんで抱っこすると、ペロペロと俺の頬を舐めてきた。
可愛い…ザラザラなのがたまらない。

どうしたんだろうな…なんか、甘えてる。…あ、俺が元気なさそうに見えた、から?



「へへ、大丈夫、大丈夫。…なぁ龍樹、俺の目、変?」


「えっ、…い、や…驚いたけど…あ゙ー気にすんな、似合ってんじゃねぇ?」


「…うんっ」


「…それ、嫌いだから隠してるとかか?」


「違うよ?黒が普通だし、赤目立つからだよ」


「そうか…でもしたまま寝んな」


「う、はい」



だから、不可抗力だったんだってば。でもこんな痛くなるなら、何としてでも2回目は起きないようにしたい。

そのまま目ぇ洗って目薬さして、外へ出るギリギリまでそのままでいた。
龍樹には話さないで、って約束して。



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あきゅろす。
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