14
その日のお昼は、4人で食べた。いつも3人だったらしくてそこに俺が加わったからか、凄く騒がれて。
でもそれは史也曰わく、いい方の騒がれ方だとか…。
おめでとう、とかいわれても意味分かんないんだけどなぁ。
それから特になにもなく午後も終わって、放課後。
「生徒会室は一般生徒は近寄れないし、どっちかっていうとジュエルっていうクソチームの巣になってるからあまり近づかないようにな」
「いくなら屋上。オレらの仲間がよくサボってるとこだからよっ」
「もしくは第2PC室…って、これはあとでいいか。そうそう、逃げ込むなら和田先生のとこでもいいかな」
「…なんで、せんせ?」
「あの人colorsの7代目幹部だったんだ。僕たちと仲いいの知ってるだろうから、力になってくれるかもね」
放課後は、校舎を案内してもらいつつ、色んな話を聞いた。
和田先生は、当時茶梟と名乗って暴れていたそうだ。知らなかった…。
にしても、広すぎて1回じゃ覚えれなさそうだ。重要になるだろう保健室と理科室をメインに、図書室とか案内してもらって寮へ帰る。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!