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「っ…ぶはは!オムライスかよっ」


「な、なんだよ笑うなっ!///」


「クッ…いやいや、いいんでね?かっ、可愛くてよ…っ」


「っう…うっさい!」



 なんと、実は聡介が頼んだのは美味しそうなデミグラスソースのかかった、とろふわオムライスだった。見かけによらず、聡介の味覚は結構お子ちゃまである。

 若干耳を赤くしながらも、シカトシカト…と心の中で呟いて一口。



(っ――うまぁあ!)


(……お、今笑ったっぽい)



 なにこれチョートロトロでふわふわなんですけど美味すぎだろいい仕事してんじゃねーか!口には出せなかったけど大絶賛の聡介。オムライスに夢中になっていたせいで…もう一つの騒ぎには気づかなかったようだ。



「ぁ…聡介くん!」


――ザワッ


『『いやーっ古河様まで!?』』

『『あのオタクゥウ…!』』


「聡介くんですよね、この前ぶりですっ」


「っ…テメェあんときの…!よくもあんなこと!」


「覚えてていただけたんですね、嬉しいです」



 ニコニコふふふっ。
 綺麗な笑顔を浮かべて2人の机に近づいてきたのは、副会長の極。



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あきゅろす。
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