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 過激な方は近づくものに容赦なく、イジメからリンチ、果てには強姦といった行為もこの学園じゃ珍しくはない。ここは金持ちの集まる学園。犯罪は犯罪だが、いくらか黙認されているところもあるのが現状だ。


「まぁそーゆうこと。僕はこの先理央がどうするのか大いに期待してるよっ」

「か、関わんねーようにする…」

「それじゃつまんないだろ。ほら、変装とって」

「ああ。…絶対他のやつにいうなよ?」

「いわないよこんなオイシイこと!」


(…だから、オイシイってなんなんだっ)


 そうツッコみたい。でも本能がどこかツッコむなといっているので、理央は仕方なくメガネとカツラを外した。いくら造りのいいカツラとはいえ、ずっとつけてると暑いし違和感がありまくり。

 元の姿に戻れたことで、理央はホ…ッと息を吐いた。


(とりあえず、この部屋の中ではしなくていいだろうしな)

「……って、伊織?」

「っ…そ、想像以上…これは、可愛すぎでしょ…」

「はあ?可愛くはないって。…女顔は認めるけどよぉ…」

「む、無自覚キタコレ!しかも若干中身男前総受けフラグ総立ちありがとBLの神様っ!あれ、でも髪赤くない」

「こっちが地毛。あんときは染めてただけ」


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あきゅろす。
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