さぁ当番だ! ヒラヒラのフリフリ。出来るなら、いつか付き合う可愛い彼女に着てほしかった…。 「はぁ…着るか」 「オレ、…手伝う」 「ぇあっ!?い、いいから!1人で着れるしっ」 「……チッ」 (うぁ、克己のやつ舌打ちしたしっ) えぇ、何でだよ…と理央が引き気味になりながらも、制服を脱いでメイド服に足を通した。1年の階の一つ上の階。空いてる部屋を更衣室兼食料保管室として使っているのだが、今は他に誰もいない。 なのに、後ろから突き刺さるような視線…まるで視姦されているようで、理央は急いで服を上までしっかり着込んだ。 (…理央、相変わらず綺麗…) 「……ん、ん゙ー…わり克己、後ろのチャック…あげて?」 「っ――/// う、ん」 「あー足がスースーする。絶対これ短いよなぁ」 「に、にあ、う」 「お世辞どーもぉ。…って克己まだ着替えてないのかよ。急げよ?」 そういって理央は白のハイソックスを、伝線しないよう気をつけて履いた。ただ男ということで足の位置など特に気にしていないのか、克己の位置からはスカートの中が丸見えで、彼はさらに顔を赤くしてしまったが。 [*前へ][次へ#] [戻る] |