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「……ふふ、可愛いよ紅葉」

「…?(そうかな…)」

「それじゃあこれつけるね。シールだから剥がれるし、かぶれないやつにしたから」

「(うんっ)」


 頭には服とお揃いのぼうし。そして左目の下には雫の形をしたシールを貼られ、右頬にもシールを。服はピエロといってもとてもオシャレなもので、紅葉にとてもよく似合っていた。(どんな服かはご想像に)

 一方菖蒲は曲に合わせ、…というよりもJーPOPなため私服へ着替えただけなのだが、いつもよりは少しハデめの服を着ている。髪も後ろで一つに縛り、その姿はいつもより男らしく紅葉の目には映ったようだ。

 かっこいい、と口が小さく動くのを菖蒲は見てしまい、照れくさそうに微笑んでいた。


「……あ、一番目の発表終わっちゃったみたいだね…早く戻ろっか」

「(コクッ)」

「めいいっぱい、楽しもうね」

「は…っ、(うん!)」







 それから4つのクラスが発表をした。ダンスに力を入れる某歌手グループのようなクラスや、あまり出来上がってない合唱など様々で。



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