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 親衛隊が2人に、地面に倒れている紅葉に覆い被さる男が3人。上に乗り上げている男のせいで紅葉の顔は見えないが、非力ながらも足をバタつかせて、小さな抵抗をしていた。


「っ…ひっく、ふ…っぁ…!」

『っは、白…』

『手触りチョーいいんだけど!』

『お、おい俺にも触らせろよっ』


(やだっ…ふぇ、な、してぇ…っ、若ちゃ、助けて誰か…っ、桐ぃい!)

――ガンッ!


 ……破かれた上の服、白くなめらかな肌を滑る男の手。胸についた突起物を無遠慮に舐められた紅葉は、涙を大量に流しながら助けてくれと…桐の名を心の中で叫んだ。

 それが届いたのか、ただ、もう気持ちを抑える理性が残っていなかったのか。桐は横にあった木を殴り、男たちを睨みつけた。会長である桐の登場に、皆驚き、息を飲む。


「……何、してやがる…」

「っ…ふ、(き、り…)…っ?」

『な、なに、も…っ、何だよなんでもう人来てんだよ!しかも会長がっ』

『あ、あんたたち誰にも見られてなかったっていったじゃん!あの、長谷川様…っ』

「呼ぶんじゃねぇ…その口で俺様の名前を呼ぶんじゃねぇ、箕禍(ミノワ)」

『ひっ…!』


(ぁ…あ、また、助けにきて、くれたぁ…っ)



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あきゅろす。
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