4 2人よりもやはり女の子らしい顔立ちとスタイルをしていて、センター分けの髪も少し長く、ウェーブがかかっている。ピンクのパーカーは二葉によく似合い、音で表せば "キョルン" としている子だ。 「やだもー二葉ぐらい可愛ーい。あまり会えないけど仲良くしてねっ?」 「っ、(コク!)」 「声のことは聞いてるから、気にしちゃダメだよ」 「(ありがとう)」 パチンとウィンクをしてきた二葉に紅葉も笑顔を返し、4人は早速携帯ショップに行くことになった。端から見れば可愛い女の子が4人、仲良く手を繋いでの移動に、男たちはみな振り返り、鼻の下を伸ばした。 「ケータイ、もう古いのっ?」 「っ…(フルフル)」 「そうそう聞いてよ!紅葉のケータイ、親衛隊に壊されたんだけどっ」 「ええっ、紅葉は大丈夫だったの?!」 「すぐに助けが来てくれたみたいなんだけどね、大事な写真がいっぱい入ってたんだって」 「じゃー新しいの買ったら印刷しなよ、ね?」 「ぁ…(うんっ!)」 (そうすれば、アルバムにも入れれるっ) [*前へ][次へ#] [戻る] |