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 2人よりもやはり女の子らしい顔立ちとスタイルをしていて、センター分けの髪も少し長く、ウェーブがかかっている。ピンクのパーカーは二葉によく似合い、音で表せば "キョルン" としている子だ。


「やだもー二葉ぐらい可愛ーい。あまり会えないけど仲良くしてねっ?」

「っ、(コク!)」

「声のことは聞いてるから、気にしちゃダメだよ」

「(ありがとう)」


 パチンとウィンクをしてきた二葉に紅葉も笑顔を返し、4人は早速携帯ショップに行くことになった。端から見れば可愛い女の子が4人、仲良く手を繋いでの移動に、男たちはみな振り返り、鼻の下を伸ばした。


「ケータイ、もう古いのっ?」

「っ…(フルフル)」

「そうそう聞いてよ!紅葉のケータイ、親衛隊に壊されたんだけどっ」

「ええっ、紅葉は大丈夫だったの?!」

「すぐに助けが来てくれたみたいなんだけどね、大事な写真がいっぱい入ってたんだって」

「じゃー新しいの買ったら印刷しなよ、ね?」

「ぁ…(うんっ!)」


(そうすれば、アルバムにも入れれるっ)



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あきゅろす。
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