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▼辰巳side

長い休みの間に、新しいチームが出来るのは珍しいことじゃねぇ。
それに対して何かいうつもりはねぇ…が、そういい奴らに限って常識外れが多い。

休みが開け、浮かれていたのか何なのか、新しく出来た弱小チームが俺の通っていた学校まで攻めてきた。


それを、colorsのバカ共がケンカを買っちまったんだ。



『やめろてめぇら!』

『ここですんのはダメだっ』

『他の奴らを巻き込むんじゃねぇえ!!』




………俺や、止めに入った奴らの言葉は、すぐには届かなかった。
何人か生徒も巻き込んじまい、俺らcolorsに所属している奴らは退学にさせられた。


1・2年は他の学校へ転校。
それはまだいいんだ、まだやり直せるしな。


だが俺ら3年は、もう絶望的だ。暴力沙汰っつーと受け入れてくれるとこも少ねぇ。

……もう最後の年だっつーのによ。





………そんなときだ、
白虎からここ…本堂学園を紹介されたのは。

初代総長である金鶴さんがやっている学校。俺は……俺たち3年は、ここへ編入することになった。




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