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これはチームとして、というよりも個人のための戦みたいな感じになってしまった。

だからなのか集まったオレたちは、チームの他の人がいない状態。


その代わりに弘樹がいる。
とても怯えた様子で。



「なぁ…ヤバくね?警察とかさ、他の不良とか…」


「大丈夫だよ、オレたちがいるから。弘樹だけはみんなで守るし」


「俺かよ!」


「……だって弘樹だけだもん、いわゆる一般人は」



うんうん、とみんながそれに頷く。弘樹に至ってはチーム関係なしに最後まで守りきる、その約束で連れてきたんだし。

だからもう一度大丈夫だよと笑ってみせ、このあとのケンカのために軽く体を動かしておく。



「チョウ、いざとなったらすぐ降参しろよ。ムダな怪我だけはすんじゃねぇ」


「……アンタ、オレをだれだと思ってるの?colors副総長、黒蝶だよ?アンタに育てられた…ね」


「そうだがな…好きな奴がケガすんのなんか見たくねぇんだよ」


「っ……うん、ありがとう」



その言葉だけで、十分力が湧いてくるよ。

ってゆうか…、



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あきゅろす。
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