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2ー29 *


「ふっ…ぅ、ひっく…」


「……愛してる、瑛太…。これからもずっと、俺の横にいてくれよ…」


「ん…うんっ、うん…!」



ああ、もし、神様や恋のキューピットなるものがいるなら、お礼をいいたい。

オレをこの人と会わせてくれてありがとう。


さっきの、ぷ、プロポーズとしてとってもいい…んだよね?
もし違ったらそれはそれで悲しいけれど、でも、今はこの温もりに甘えさせて…。



「オレも…世界で一番、辰巳が好き…」









「……んっ、ぁ、ぁあ!や、そこばっか…ぁっ」


「っ……」


「ひぃ、あぁっ…、いきなりっ…んぅ、たつっ、…何かいって…ぁンッ」



…あのままベッドへとなだれ込み、たくさんのキスをしながら "消毒" という名のセックスをすることになった。

辰巳はこっちが信じられないところまで舐めてくれ、それだけでオレは痺れて一回イってしまった。


それから休ませてくれる気配もなく、辰巳はオレの服も自分の服も全部脱いで後ろを解してきた。



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