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2ー21
……いや、それともそれくらい怖いのかな。なんかパンツを売ってるって噂を聞いたことがあるし…。

急に怖くなってきて、安全ベルトとレバーをしっかりと固定して、強く握った。
ガタンガタンとあがっていくのが凄くゆっくりで、これが逆に恐怖を煽る。



「っ…」


「んな緊張すんな、大丈夫だ」


「む、り…怖っ、辰巳…!」


「うおっ!?」



一番上まできて、これから落ちるんだと思ったらメチャクチャ怖くなって。

横にあった辰巳の腕にしがみついた。



………と、


「ぅ、わぁああああーっ!!」


落ちてる落ちてる落ちてるからぁあっ!はやっ、怖ぁあ!!









「……ケホッ、はぁ…っ」


「おい…大丈夫かよ」


「ちょ、と怖かった…けど、楽しかったかも?」


「ククッ、疑問系かよ」


「は、はは…」



いや、何ていうか…うん、凄かったんだ。結局最後までしがみついたままで、ずっと叫んでたから喉痛めちゃったんだけど……凄かった。

これがジェットコースターか…!みたいな感じ。



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