2ー14
……と、ゆうことで…といっていいのか…弘樹に報告して勧められ、仲直りデートというものをすることになった。
なんか今回は辰巳の完全エスコートらしく、人生2回目のデートなオレはドキドキなわけで。
それもその…今日って、クリスマスだ、し…。
「おいおい…ガチガチになりすぎだろっ!」
「だっ、だってオレ…ッ!」
「っ…いや、気持ちは分かるけどさ…あー…来るまでゲームでもして気ィ紛らわす?」
「……そ、そうする…」
今朝、弘樹にあげたゲームを一緒にすることにした。
気を紛らわせようと思ったそれなんだけど、逆にリラックス…てか熱中しすぎて、迎えの時間を忘れてしまったんだ。
ピンポンとチャイムが鳴り、ゲームを中断させてドアを開けてみる。
「………」
「瑛太、準備はいいか?」
「………」
「……瑛太?」
「っ、あ、あ…!ごめ、今するっ!///」
「ククッ、ゆっくりいいぞ」
び、ビックリした…!
ドアを開けたらスッゴい笑顔の辰巳がいて、その…またスッゴいかっこよかったんだ。
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