29 *
※ここから先、色々注意です。痛い、流血表現もあり。
「ククッ、抵抗されると燃えちゃーう」
「っ…ン゙!?んぅ、んー…っ、ンッ」
「……ちょ、キスしたら口、開けなきゃ。そんなことも知んないの?ドーテーちゃん?」
「だま、ぁンンッ、ん、ふっ…ゃっ、んーっ」
抵抗しようと口を開いた瞬間、ぬめりとしたものが侵入してきた。
気持ち悪いソレに鳥肌がたち、ギュッと目を瞑って眉間にシワをよせる。
ワザとだろう、グチュグチュと音をたてながら唾液をたくさん送り込んできて、飲めといわんばかりに鼻を摘まれる。
ゃ…嫌だ、いや…っ、
「ん、くっ…!ぅえ、ケホッ、ふむぅ…っ」
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!吐き出したいっ、こんなの嫌だっ。
──ガリッ
「ッ゙──!」
「っは、はっ…げほ、…っ、く…」
「ってぇ…噛んでんじゃねぇよ……その目で睨んでんじゃねぇ!!」
「っあ゙あ!」
ガツンと容赦なく頬を殴られる。口の中が切れたのか、ジワリと鉄の味が口に広がった。
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