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シロはジャックに噛みつきにいったし、レイジだってありえないくらいキングを睨んでる。

…もしかして、実は鈍感のバカだったのか?それなら納得。



「潰してやる。……シロ、手加減するな」

「うぃッス!ジャックも今日で終わりッスね」


「ククッ、お前ら、楽しめよ!…チョウは俺から離れるなよ?」


「うん…っ、任せてよ、オレにも」


「ふふ、では私たちもやりますか」

「ああもう、だから飛び込むなっていったのに…」



そんなに広くない倉庫にcolorsとT-cards、それから族潰しの2人が混ざり合ってケンカが始まる。

人数が多すぎて動きにくいけれど、これはこれで結構楽しい…と思う。



「黒蝶を渡せっ」


「…はっ、誰が」


「チッ、お前はこっちだ」


──シュッ

「うおっ、2対1かよ!」



違う、キングがこっちに来なければレイジと1対1だ。
でもとりあえずそっちの方はオレは関わらない方が良さそうで、近くにいたT-cardsの下っ端を倒していく。

大きく回し蹴りをして、相手の鳩尾に肘を入れて。
オレは決して強くないから、一発でイケるところを狙わないといけない。




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あきゅろす。
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