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でも、聞いたらジッとしていられない。オレも行って力になりたい、そう思うのは仕方ないよね?

結局みんなで行くことになって、カイのいるであろう倉庫に向かった。







「っ…カイ!」


「……あ?…やっぱ来ちまったか…」


「やーっと来たッスね黒蝶!それに白虎と金馬っ」


「………。大丈夫、カイ?」


「ゲッ、怜治さんアイツ無視したッス!キー許せないッスーっ」



うわぁあ…どこにいてもシロはうるさいんだな。


でも予想外だったのは、全くといっていいほど誰もケガをしてないということ。

カイも先頭に立って2人を睨んでいるけど、何もしてないようだし…なんで?



「あのさ…何、してるの?」


「ああ、こいつらの狙いは俺たちじゃねぇらしいんだ」

「はっ?だって…」



ここに来てるじゃん。
そう思ってレイジをちら見したら、スッゴいバカにした笑いを返された。



「お前らは……餌だ」


「……T-cardsを待ってんだとよ。ここに向かってるって情報を得たらしくてな」


「え、あいつらもくんの?うわぁ…今日もう解散にしちゃおうよ」


「それもありだが…少し暴れたくてな」



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あきゅろす。
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