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その後晏たちは帰っていったが、次の日やはりというか晏は風邪を引いた。

12月に入るっつー時期に冷水浴びたんだ、仕方のねぇことだろう。


そのため、今日は晏と付き添いで修吾が欠席だ。



「いなきゃいねぇで…違和感あるよな」


「3ヶ月…俺も慣れてもうた」


「なぁ…組関係、本当に俺らだけだと思うか?」


「え…ああ、思うで。……なんでや」


「晏に落ちてきた水、あれわざとな気がする」



無意識のうちに指を噛み、一体何だったんだと考える。
よく雅に艶めかしいとかいわれるが…腐った目ぇしてるから、だよな?



あ、じゃねぇよ。
昨日のアレは明らか俺でなく晏を狙ったものだと思う。

じゃなきゃ晏だけがあんなに濡れることはねぇはずだ。



「気のせいちゃうか…?」


「そうだといいんだが…」


「そないなことより、1人になるなや?」


「お前心配しすぎだろ。親衛隊ごときで俺がくたばるとでも思ってんのか?」


「思っとらんわ!やけど…心配くらいしてもよかぁ」





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あきゅろす。
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