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そのまま渡されたスプーンでケチャップをぐちゃぐちゃにし、食べ始める。
まぁ…なんてか食えそうだが夕飯が危なくなりそうだな。



「理人っ…助けてくれねーのかよ!?」


「うるさいですよ翔平。そんなに助けて欲しければ今目の前にある仕事を片付けて下さい。それでも少なくしてあるんですよ」


「くっ…俺が会長だっつーのに」


「そうですか。それは気づきませんでした」



翔平のもとには書類が10枚ほど。猛敏の方は20枚くれぇずつ。
ただの入力らしいが、ことあるごとに雅がちゃちゃを入れるらしい。

コイツをドSと呼ばずして何と呼ぶ。



「若も助けてはダメですよ?同じことをしてしまうかもしれません」


「しねぇよ。お前の危険性くれぇちゃんと分かってるつもりだ」


「おや、それは嬉しいですね。そんなに私のことを理解していてくれたなんてっ」


「変な言い方をするな」



オムライスを口に含み、憐れみの目で3人を見やる。
必死に入力しようと手を動かしているが、足の痺れに負けてるようだ。

もしかして…俺が寝てからずっとなのか?……恐っ!!





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