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靴の中のものを全てとりだし、さっさと教室に向かう。
後ろで溜め息ついてんのが聞こえたが、今じゃんなもんどうでもいい。

早く寝てぇんだよ俺は。



「おい、昼に起こせ」

「っ…わ、分かったわ」



机に突っ伏し、周りの音を遮断した。あー…寝れそうだ…。



▼飛沫side

「あれー?理人寝てるしー」


「今寝たとこや」



ホンマ、ありえへんくらい不機嫌やった。寝起きもアレやけど睡眠不足も考えもんやの…。

俺が知らん間にも一回あったらしいが、そんときも花瓶投げたらしいわ。
そないなのにまだイジメするんか。エライ根性やな…。



「お昼までにー機嫌なおるかなー?」


「なおってもらわんと困る」


「だよねー凄く怖いしー。素顔知ってるからよけー」


「せやな…力の強さ知っとるしな…」



今は口と態度が悪うなってるだけやけど、本気でキレたらどないなるんか。
キャーキャーゆうてた奴ら殴り倒していきそうやの…。

まぁそれもエエとは思うが。



* * *

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あきゅろす。
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