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「りっちゃんは、お家何してるの?」


「あ?ぇ…いや、一般だけど」


「あ…そっか。そうだよね!」



それが何だっつーんだよ。
それからは特に何もなく、晏の朝飯が終わんのを3人で待った。

敬語じゃねぇのがバレたからって何もなく、雅といたからって何も…何も……あった。


靴の中に入ったたった1つの画鋲。あれか、大々的にやるとバレるから1つだけって?

生ぬりぃな。



「ケッ」


「画鋲ー?わーウザーイ」


「俺は修吾のその喋り方がウザい」


「あ、それは僕もちょっと思ってたの」



一々伸ばしてんじゃねぇよ。
そう思ってたのは俺だけじゃねぇらしい。

……つか晏に言われてショック受けてるぜ。



「極力…頑張りますー…」


「つか何でそんな喋り方なんだよ」


「あー父親がこれでー」



どんな父親だ。







『じゃあこの問題を……紅井、解いてみろ』


「え?あ、はい」


「おー理人ファイトー」


「はは…」





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