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「ちょーっと私がお借りしても?」


「あー…殺すなよ?」


「もちろんですよ。ですが…覚えておいて下さい。私はすぐに抵抗しなかったあなたにも嫉妬してるということを」


「…………はい」


「赤蛇、見捨てんなっ」



ムリだ、俺には黒豹を止めらんねぇ。哀れみの目で白虎のとこまで連れて行かれるのを見送り、もう一度橙狼をみた。


あ゙?茶梟倒れてんじゃねぇか。綺麗に入ってんのを見るとありゃ橙狼がやったな。

しかも残ってんのソコとアシだけだ。



「……橙狼、そろそろ終わらせろ」


「………」



──ゴッ、ガッ…ゲシッ!


「っ…!」

「ぐぁっ…」

「…は、速い」



チラッと俺を見た橙狼はオウカを殴りトシを蹴り、茶梟を踏みつけながらタケを倒した。

その圧倒的な差にcolorsの奴らもどよめく。これで認められたな。



「シブキンつよーい」

「惜しかったなー…うちに欲しかったよな!」


「残念、やらねぇよ……つかアシ助けてやれ」


「「ん?」」


「っ……あ゙ぁああ゙あー!!」





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あきゅろす。
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