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「引きはしませんよ。見慣れてますし…ただ巻き込まれなければいいです」


「わーなんか新鮮!あっ、ご飯来たよー」



運ばれてきたメシ。
気分的に今回は春雨サラダにリンゴ。
それをみた晏は少ないと驚き、修吾はそれじゃいけねぇと怒り出した。

……いや、俺は晏の量を疑うぜ?



「チャーハン、ピザ、そば、グラタン……よく入りますね」


「そうかな?普通だと思うんだけど…」


「晏はー食べ過ぎー!ほらー零してるー」


「ん、ごめーんっ」


「………」



んだこれ……親子なのか?
晏が零したチャーハンを修吾が拾うってお袋か!



「もっとーよく噛んでー」


「んぐ、ぐっ……あちっ、りっちゃん水ー!」


「あ、はい、どうぞ」


「あひあほー」



俺が入れた水を飲み込み、ホッとした笑顔を見せる。
周りがすげー暖かい目ぇしてんだけど。

ガキ扱いされてんじゃね?
コイツ。



「りっちゃんって普段からそれだけ?」


「まぁ、はい」


「うーん、でも少ないよ?ほら、僕のチャーハンあげるっ」


「いえ、大丈夫です」


「いーの、あーんっ」


「っ…」





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