26
せっかく白虎が誘ったのにまた言い合いが始まっちまった。
仕方なく俺と白虎、2人で先に食って夏休み中のことについて話した。
多分昼間は家の手伝いだろう。
それが夜まで延びることもあるだろうが、なるべくココに来ようと思う。
なんてったって俺の城だ。
「ほんとは昼間からいてくれると楽しいんですけどね…」
「そりゃムリだ。そのぶん夜来るしよ、他のチームが攻め込んでこねぇよう頼むな」
「当たり前ですよ。私の店で血は流させません」
「……つーか赤蛇って昼、何してんだ?」
「あ゙?」
「よく黒豹と来るがどんな関係だ?……って聞いていいか?」
聞いてから聞くな。
まぁ紅井組のことは話してねぇからな。だがそれは教えらんねぇ。
首を横に振ると茶梟は少し寂しそうな顔をしたが、それが決まりだと分かってるから諦めた。
それから12時近くまでそこに居座り、家に帰った。
◆
「今回は○×コーポレーションを潰す。死人はだすな…といいたいが抵抗してきたら容赦なくヤレ」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!