7 「いわれなくてもしてるぜ?」 「……あの、僕を挟んでそういうのはやめてくれませんか?不愉快極まりない…というよりは自分の人気を自覚して下さい」 ウザイっつーのが声から滲み出てる。 ……だが…そうだな、 「とりあえず喋り方変わんねぇのかよ」 * * * 「……はい?」 「雅とかぶってんだろ。やめろ、ウザイ」 「なんですかソレ、私の喋り方が気にくわないとそういってるんですか?だったら私たちに近寄らなければいいでしょう。シッシッ」 「シッ!?てめぇ…だからウザイんだよ。癖だかなんだか知らねぇが人を見下したような話し方しやがって…」 「してるんですよ、わざと。ええ、私は私が認めた方以外は全部下だと思ってますから。ふふ、低脳の会長さん?」 ………また、また俺を挟んで口論が始まった。いや、正確には雅が翔平で遊んでんだが。 うぜぇったらありゃしねぇ。 「……僕先に学校に行きます」 「あ、おい、話終わってねぇよ」 「ご飯まだ残ってますよ、理人。これくらい食べれないと背、伸びませんよ」 「っ…いいえ、カルシウムは別でとってるんで!では」 [*前へ][次へ#] [戻る] |