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探を第一に考え、大切にする蓮。探と呼び捨てにする蓮。その全てが好きだといっているようなものだ。要はそれが気に食わない。だがいい返そうとしたら神に止められてしまった。それ以上はやめなさい、と。

結局そのまま何も出来ずに要は帰っていった…。


「あの…僕も帰ります。お休みなさーいっ」

「お休み。……はぁ、一途なんだから」


全くどこがいいか分からないわ…そう呟きながら紅も帰る支度を始めたのだった。







そして大会当日。

探はいち早く学園を出て行った。蓮はそれを見送り、クラスへ向かう。今日は学校は休みなため人がそんなにおらず、無事たどり着くことができた。


「っ…おは、おはよ…ぅ」

「あーおっはよー蓮ちゃん!よし、全員揃ったね。じゃまずは応援の練習な。その後誰も車を用意してくれなかったので、電車で移動しまーす」

『『げぇえー』』


集まった人数は10人ほど。その人たちで応援練習が始まった。…といっても簡単な声かけの練習なのだが。



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