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申し訳ありません、と心の中で蓮に詫びる神。なにかが、起きそうな予感だ。







「ハァッハアッ…怖かったー…って、どないしょ、部屋分からん!!ここどこぉ?」


一方部屋を飛び出し、がむしゃらに走ってきた蓮。気がついたときには全く知らない場所にいた。しかも時間が遅いとはいえ、まだちらほらと人…男が残っている。


「ふぇ、怖いよぉっ…」


ビクビクと怯えながら歩き回る蓮。方向も分からず、寮を探していると少し開けた場所にでた。…と言うよりも完璧に外に出てしまった。


「あれ?外…」

(うぅ、寮はどこなん…っ?)


どうしようと辺りを見回してみると、大きな建物が2つあることに気付く。恐らく、校舎と寮だ。だがどっちがどっちだか分からないほど、あたりは暗く建物は立派で。

うーんと頭を悩ませていると後ろから人が近づいて来た。だが蓮は建物に気をとられていて、まだ気付いていない。


「おーい、どしたー?」

「ひっ!?うわあぁー!!」

「何々ぃっ!?…って…あら?」



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あきゅろす。
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