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放課後はいつもいなく、ご飯の時間である7時前後に帰ってくる。一体何をしてるのだろうと考えていると、ピンポーンと部屋のチャイムが鳴った。


(誰やろ?市川君…ではないよね、きっと)


鍵を持っているだろうし。蓮は恐る恐る覗き窓に近づき、そこから外を窺った。すると、なんとそこにいたのは副会長、森田神ではないか。先ほどから廊下が騒がしく感じたのはそのせいだろう。


「ぁ…ど、しよ…」


今中にいるのは蓮だけ。代わりに出てくれる人はいない。…となると必然的に蓮がでなければいけなくなる。

よしっ!蓮は勇気を出してドアノブに手をかけ、開けようとした。…だがそれよりも早く、ドアの向こうから声がした。


「西園寺君、そこにいますか?もし……あれでしたらそのまま聞いて下さい。えっと…調子の方は大丈夫ですか?あれから結構経つのですが…」

「え…な、に…?」


神はそう話始めた。だが話がいきなりすぎて、蓮はついていけないでいる。その小さな声を拾ったのか、神はあ、と声をあげる。


「スイマセン、唐突すぎましたね。その…襲われた日のこと、なんですが…」

「ッ!?」

(な、んでこの人が…っ)



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あきゅろす。
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