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「あのっ……探?」


部屋の扉をノックする。でも探は熟睡中なため返事はない。


「…入る、よ…」


ガチャッと音をたてて中に入る。そこにはお腹を出して大の字で豪快に寝ている探の姿があった。その間抜けな姿に呆れながらも、蓮は探を必死に揺すり起こす。


「……ん…」

「探…起きた?」

「ん。…どうしたの?」


揺すること15分、やっと探が目を覚ました。蓮が声をかけるとノソッと上半身を起こして目を擦る。上着を着てないため、分厚い胸板が蓮の目の前に広がった。

それにゴクリと喉を鳴らしながらも蓮は探に擦りよる。甘えるように頭をスリスリさせ、濡れた瞳で探をみた。


「っ……え!?/// れ、ん?」

「ん…探…」


探は目の前の光景に驚き固まってしまった。それもそのはず。蓮はあのあと心のいった通りの行動にでたのだから。だから蓮は今、裸にネコミミ。そして…バイブ付きの尻尾をつけているのだ。

時間をかけて1人で解し、細いものの初めてのそれを中へ自分で入れる。そんな屈辱的な行為でさえも探のためなら頑張れるのだ。

しかも後ろをいじり、中に入っているのに動いて。そのために蓮の中心は起ちあがっていた。息も荒く、頬も赤く染まっている。そんな姿に動揺しないわけがない。


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