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「最近、探…忙しい、さかい…そのっ…僕、嫌われた、んかな…?」
「えーそれはないんじゃね?市川も蓮ちゃんにゾッコンだし。…あーあれか、マンネリか!ならちょっと違った刺激とか入れてみりゃいいんじゃん?いつもしないこととかさ」
「ぅ…しげ、き?」
「そう!例えば…市川にご飯作ってもらうとか!ぁ、いや、それは無理だな多分…。じゃあどっか遊びに行くとか?あとは……あ、いつもと違うHってのもありだよな!」
いつもと違うH…まさかそこまで話が進んでしまうと思ってなかった蓮は、顔を真っ赤にして俯いてしまった。そこへさらに心が話をしようとしたが、神が違う話をしてきたのでそこで終了となった。
「蓮…もし欲求不満ならいくらでも俺が相手してやるからな」
「いっ、いりまへんっ!!」
「…チッ」
最後の別れ際、要が妖しい笑みを浮かべながらいってきた。ここまで話せるようになったのも最近で、今日1日を振り返って楽しかったな、と蓮は思ってしまう。
みんなにちゃんとお別れをして、蓮は部屋へと戻った。
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