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「あ、蓮ちゃんおはよーっ!」

『おーす』
『はよー』

「ぉ、おはよう…」


いつものように挨拶をする蓮。だけどこの中にストーカーがいるんじゃ…そう思うと、いつもの光景ですら怖くなる。そんな気持ちを知ってか知らずか、心が話しかけてきた。


「今日もかんわいーわー。…あ…これ、もしかしてキスマーク!?ちょっ、見せつけんなよー。ヤべっ…色っぽいわ。赤く咲く華って感じ」

「ぇ、あ…やっ!!/// ちゃうっ…あのっ…」

「ははっ、照れてる蓮ちゃん可愛いし。ラブラブで何よりですっと。…あ、それよりどう?何もされてねぇ?もう気がかりでさー」


最後の方は声を潜めて蓮と探に聞いてきた。それに蓮は昨日のことを思い出して、顔を青くする。それに気づいた探が大丈夫だからと声をかけ、蓮はその言葉に頼ってしまったのだ…。







お昼休み、いつものように2人で教室を出ようとすると探が呼ばれた。何でも部活のことについて話があるらしく、仕方なしに蓮は心へ預けて探は出て行った。



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あきゅろす。
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