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『ちゃーんと触って、声聞かせてね?僕の蓮ちゃん』

「やっ…だ…っぁ、探っ、ひぁぁっ…」


逆らえないのなら、せめてもの救いを…。蓮は探のことだけを思って手を動かした。電話を無視して本当の自慰のように、探探と名前を呼びながら。


『ハァハァ…可愛いよ…圭って呼んで、蓮ちゃん』

「い、やぁぁっ…んぁっ、探ぅ…んぁぁう…」


声を聞かないようにし、名前を呼び続ける。自分から出るイヤらしい音も、電話越しに聞こえるジュクジュクという音も、全てが蓮を煽った。


――チュクッ、ジュプ…ッ

「あぁぁんっ…探…す、ぐるっ…ひゃぁぁっ…」

「…れ、ん?」

「っえ…?ぃ、やぁぁぅっ…み、ひんで…みぃひんでっ!!」


ふと声がして、蓮は恐る恐る振り返った。そこには、お風呂からあがった探が。蓮の声を聞きつけて部屋に入ってきてしまったようだ。

蓮は目に涙を溜めてソコを手で覆い隠し、探はそんな蓮の姿をみて固まってしまった。


「あぁ…やっ、嘘…やだ、みぃひんで…っ」

「蓮…」

『ハァハァ…蓮ちゃん、蓮ちゃん…』



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あきゅろす。
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