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「っ…俺の名を呼べ。こんなに後ろヒクつかせて…欲しいんだろ?入れてやるよ…」
…だから、あいつじゃなくて俺の名前を呼んでくれ。
どこか寂しそうな要の声に、一瞬蓮は名前を呼びそうになったが、探を思い浮かべてやめた。目をギュウッと瞑り、イヤイヤと首を振る。
「そうかよ…。ま、入れるのに変わりはねぇけどな」
「っ、あぁぁう…だめ、嫌っ…入って、くるぅ…!!いやぁあっ!…はぁっ、はっ、ぁ」
「ほら…入ったぜ?お前のココは俺を美味そうにくわえてる」
「ひっ…あぁぁっ…!!」
うっとりと、愛おしそうに2人の繋がれている場所を撫でた。探以外の人のが入ってしまったのが嫌で嫌で蓮は泣いてしまうが、要はお構いなしに腰を進める。
そのたびに水が跳ね、蓮の声がお風呂場に響いた。
――グチュ、ズチュッ
「いゃああっ…ぁ、あはぅっ…お湯、お湯がぁっ!!」
「はっ…キツ…」
「うご、ちゃやだぁぁっ…入ってくる、んんっ、熱…いぃ」
要が動くたびに入ってくるお湯。その刺激は相当なもので、蓮にも要にも強い快感を与えていた。
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