9
体を綺麗にするだけといっている割りには、自分も裸の要。もちろんそれは蓮を食べちゃうためであり、要がお風呂に入るだけで終わるわけがない。
蓮が逃げないように押さえつけ、手を胸へ這わした。
「やだぁっ!いゃぁあ…あぁっ…!」
「逃がすかよ。…なぁ古畑とどんなことしたんだ…?教えろよ」
「しら、ん…っぅ…離してぇっ!」
嫌だ嫌だと抵抗を試みるも、要の前では意味がない。今度はちゃんと優しく、でも激しく触ってくる要の手に蓮は翻弄されていた。
「お前だって感じてるんだろ?嘘はいけねぇな」
「違っ…!!あぁぅ…も、いやぁあっ!!す、ぐるっ…」
――ギュッ
「やぁああっ!?嫌っ、ゃ…んっ、やだ」
「うるせぇ!今やってるのは俺なんだよ。俺だけを見て、感じろ」
「ひゃぁぁ…ごめ…ぃ、探…っぅ…いゃあぁっ」
探の名前ばっか呼ぶ蓮に要がキレた。胸の突起と蓮のモノを、同時に強く握りしめた。
それに蓮は体を跳ねさせ、さらに要が気をよくするが…蓮の頭にあるのは探だけ。ひたすらごめんなさいと謝っている。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!