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ただそのアイスも狙ったのかは分からないが、蓮のはミルク味の棒アイスなのだ。蓮は何の意識もせず普通に食べ始めるが、周りの目がどこかイヤらしい。


「んっ…甘い…」

「「っ…」」


ペロペロと舐めて、ときにパクッとくわえる。その姿にみんなが止まってしまった。神でさえ顔を赤くして見ている。


「な、に…?溶けてる、よ」

「ぁ、そ、そうですねっ」

「やべっ!もうほぼ溶けてんじゃん。あー…でもいっか!十分いいもんみれたしなー。つか俺ヤベぇ…起ちそうかも」

「…?」


よく意味の分からない蓮。困った顔を心に向けていると自分のアイスが溶けてしまい、手のひらに零れ落ちてきた。


「っ…あ!んっ…む、やぁ、ベトベト…」

「っ!!///」


ペロペロと舐めとる姿と、そこから漏れる蓮の声に神が居づらくなったのか、手を洗ってくるといって出て行った。

無事手についた分を舐め終わった蓮は、再びアイスをくわえた。すると今度は要が蓮に口を出す。


「そんなにくわえたかったら俺のをくわえるか?エッチな蓮ちゃん」

「な…に、やっ!」



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あきゅろす。
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