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「それで…要も行くと聞かなくなりまして。あのような事があったばかりなので止めたんですが…」

「あ゙?悪いかよ。わざわざ遊びに来てやったんだ。感謝しろ」

「ひいっ!!」

「ちょっと蓮ちゃん怖がってんじゃん。ここに来るまでにちゃんと謝るって約束しただろー?!土下座して謝れバカ!」

「あ゙あ?誰に向かってそんな口聞いてんだ」

「あんただよ。無理やり押し倒して遊びにきただぁ?誰がそんなやつ受け入れるかよ。蓮ちゃんに許してもらえないようなら1人で帰っちゃえ」

「てんめぇ…」

「ちょっと2人共。ここは西園寺君のお宅ですよ。静かにしなさい」

「「あ…」」


神の一言でようやく言い争いが止まった。だが心の言い分は最もなため、神は要に向き直って謝るように促す。すると土下座はしないものの、イヤイヤこういってきた。


「あー…悪かった。次はもっと優しくしてやるよ」

「っ…」


反省の色なし。もう嫌だと蓮が探にしがみついた。だが探が何かをいう前に蓮の妹たちがやって来て、目を輝かせた。


「蓮姉ちゃん!」
「ちーとばかし」
「ヤバいよ…」

「え?」

『いいっ!!』



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あきゅろす。
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