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そんなことを一気に聞かれ、探がうるささに顔をしかめていると、様子を見にきた蓮がやってきた。妹たちに囲まれている探を見て、ほんの少しだけ嫉妬心が揺らめく。
「何の話、しとるの?」
「蓮は恋人で、どこまでヤったか?」
……………。
「は、え!?/// え、いたん?えっ、ええ!?」
「え…うん、ダメだった?」
「ダメ、っちゅうか…かて…」
変な風に思われるとアレだからと、みんなには黙っているつもりだったのに、あっさりとバレてしまった。…いや、それ以前にどこまでヤった、の質問に答えたのかと思うと顔から火が出るほど恥ずかしくなる。
『蓮姉ちゃん顔真っ赤ー』
「う、うるさいっ!何聞いてんの!?」
「ええやん別に」
「好きなんやろ?」
「でさ、どこまでいったん?」
「ぁ、あぅ…いわへんもんっ」
もう知りませんと背を向けたとき…、
「…最後まで?」
と探が余計なことをいった。人にそんなことをいうなんて…と蓮は顔が真っ赤だし、3人は詳しく聞かせてと興奮してしまっている。
だが探もそれ以上はいわず、また横になってしまった。すると今度は蓮の番。3人に色々と聞かれ、顔…首まで赤くした蓮は、一言こういった。
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