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後ろだけで初めてイったせいか、タラタラと精液を垂れ流している。
「…んゃぁ…っ、はぁっ…ふ…」
「……もう、いい?」
「うぁ…?」
射精後の余韻に蓮が浸っていると、探の言葉とカチャカチャという音が聞こえてきた。それが何なのか確認する前に、指より明らかに大きいものが後ろに当たる。
「…いく、よ」
「ぅ…うん/// ぁっ…ん、んっう」
少しずつ入ってくるモノ、圧迫感。指が入ってきたときとは比べものにならない程の痛さに顔を歪め、探の背中に爪痕を残す。そして…、
――グチュン
「っ、全部、入った」
「あぁんっ…、嘘っ…ほんま、に?んぅ…うれ、しっ…!!///」
中で感じる探の存在。目の前であまりのキツさに顔を歪めている探が、本当に好きなんだと、涙が出てくる。探はそれを舐めとり、低い切羽詰まった声で囁いた。
「っ…動くよ?」
「んっ……ぁ、うんっ!ふぁぁあっ」
グチュクチュと結合部からは液が飛び散り、シーツを汚していく。蓮は震える手を探の背中に回し、ぴったりと体をくっつけた。
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