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「っ!?/// ぁ…お、おやすみっ」

「ふぁ…?しゅぐる…」


目と唇は濡れていて、頬を赤く染めた蓮に見つめられ、探は顔を真っ赤にして足早に部屋へ戻っていった。もちろん蓮もそれを見逃さず、あんなに照れた探は初めて見たので、こちらもさらに顔を赤くしてしまう。


「ん…舌…熱、かった…/// びっくり、したー…」


初めての激しいキスに、腰が抜けてしまった蓮はその場にしゃがみ込み、先ほどのアレを思い出す。口の中を動く舌はそこだけが違う生き物のようで、でもそれが物凄く──気持ちよかったのだ。

蓮はフラフラと立ち上がり、ちょっと形を変化しつつある自身に疑問を持ちながら、なんとか布団へ潜ることができた。







ここで少し、2人の性知識…的なものを紹介しておこう。

まず蓮。ずっと女として育てられ、そういった保健の授業は受けてこなかった。そのため "勃起" や "射精" というものを知らないのだ。"セックス" という単語はそれなりに知っているが、やはり詳しくは知らない。

無知といっていいほどで、一人で抜くこともなければ、夢精は未だにお漏らしだと思っている。



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あきゅろす。
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