心も身体も あの後ご飯を食べ、部屋に戻った蓮はティーを持ちながら布団に潜っていた。 「どないしよティー…僕、凄い嬉しいっ!探もね、好きだっていってくれたんや。ふふっ、両想いなんや!」 ティーから香る甘い甘い匂いをかぎながら、蓮は嬉しそうに笑った。探への気持ちに気づき両想いになった今、蓮は幸せの最高潮にいた。ただただ嬉しくて、幸せでティー以上に甘い雰囲気をかもし出していた…。 「あ、おはようっ」 「…ん」 次の日、蓮が上機嫌で探に挨拶をすると、眠たそうにしながらも探は挨拶を返してくれた。結局いつもと変わらない朝だ…なんて思っていたら探が近づいて来て、ちゅっと額にキスをしてきた。 「…へっ?え、えぇ!?///」 そのおでこを押さえながら蓮は真っ赤になって探を見る。目が潤んでいることに、探は少しだけ息を詰まらせた。可愛い…と。 「なんか、したくなったから。ダメ?」 「う、ううん!ダメや、ないよ///」 凄く嬉しいよ、と小さな声で探にいうと、うん…とだけ返された。昨日とは一変、2人の周りにはラブラブオーラが垂れ流しだ。 [次へ#] [戻る] |